アンドロメダ座 Andromeda
   広さ 722.3平方度   南中日 11月27日

散開星団

NGC752 01h54m08+37゚26' 7.0等。
 γ星の南約 5゜にあります。満月の大きさを超えるほどに大型なので、条件の良い夜なら肉眼でも見えるかもしれません。
 双眼鏡で覗くと、星雲状の中にバラバラと星が撒かれている感じ。5cmで粒の揃った数個の星が美しく拡がります。
 10cmだったらたいへん賑やか。低倍率がおすすめです。
 地球からは 1,300光年の距離にあります。

惑星状星雲

NGC7662 23h23m05+42゚14' 8.9等。
 「青い雪だるま星雲」 という名前でも知られています。
 双眼鏡では恒星状。5cmで小さいが青白く輝く円盤像がかろうじて見えます。

 15cmで中心約 15"くらいが明るく見え、20cm以上でやっと、焦点がぼけた星のような長円形を見ることができます。
 さらに大きな望遠鏡では、内部の色と明るさの変化が見えると言いますが、おそらく写真のような 「雪だるま」 には見えないでしょう。
 地球から 4,000光年の距離にあります。

系外星雲

M31 (NGC224) 00h40m00+41゚00’ 4.8等 Sb型
 天文ファンでなくても 「
アンドロメダ大星雲」 の名前は聞いたことがあるでしょう。肉眼でも見える有名な星雲です。
 局部銀河群の中で、私たちの銀河系に最も近い
お隣さんの大銀河 なのです。

 とにかく大きくて明るい。双眼鏡で長円形。10cmでは銀河の腕が1本くらいは見えます。
 15cmだと、長円の片方がやや暗く、ここが渦状の溝にあたるということまでわかります。
 ただし、満月の直径の数個分ほどもある大きさのため、望遠鏡ではその一部分しか見えなので、あまり面白くありません。
 写真でよく見る雄大なイメージを見るためには、
双眼鏡かファインダーの方が絶対に適しています。
 地球から 230万光年の距離にあるため、私たちは今、230万年前(地球ではアウストラロピテクスの時代)にアンドロメダ星雲を出た光を見ているのです。

M32 (NGC221) 00h40m00+40゚36’ 8.7等 E2型
 
M31 の南西部に寄り添うように光っている伴星雲。5cmで、分解されない球状星団のように見える。10cmでもさほど見え方は変わらない。
M110 (NGC205) 00h37m06+41゚25’ 9.4等。 E5型
 これも
M31 の伴星雲で、北西側に小さく輝いている。極端に淡いが、10cmで楕円形の濃淡がわかる。
NGC404 01h06m06+35゚27’ 11.2等。 SO3型
 8cmではっきりする。10cmで円形が良く分かる。
NGC891 02h19m03+42゚07’ 10.9等。 Sb型。
 γ星アルマクの東 4゚ の位置にあります。
 地球からは銀河面を真横から見る方向になるため、形は細長い棒状です。このように見える系外銀河を、「
エッジオン銀河」 と言います。
 10cmではやや無理。15cmを用いて、微かな長細い光りのしみとして見ることができます。
 20cm以上なら、青白い長円形の像を見ることが可能でしょう。
 赤外線を用いて行った最近の観測で、この銀河は、棒を持ったハッブル分類 SBbの 「棒渦巻型」 銀河である可能性が出てきました。
 ただしこの棒は、我々から見て真横の向きに存在するため、視認することはできないそうです。

重星 

Σ3042 7.7−7.9等
 5〜7cm中倍率で分離する。
Σ3050 6.5−6.7等
 周期 320年の連星。7〜8cm望遠鏡の試験星。20cmならば美しく見られる。
π星 (HV7) 4.5−8.8等
 離角は大きいが伴星が淡いので、5cmでは無理。8cmで充分見られる。
Σ1 (APPI) 7.4−7.5等
 5cmで分離する。
Σ79 6.0−6.9等
 5cmで明らかに分かれる。
Σ179 7.4−8.4等
 7cmでは無理か。10cmで分かれる。
56番星 Σ4 (APPI) 5.8−6.1等
 Σ179から 35'南東方向に離れる。
γ星(Σ205) 2.3−5.1等
 「
アルマク」 の名で知られる、非常に美しく魅力的な二重星です。裸眼では 2.1等級の単独の星に見えますが、小口径望遠鏡で非常に明るい黄橙色の主星と、緑青色の伴星に分かれます。色の対比がとても素晴らしい。
 1777年に、マイヤーが重星として認めました。双眼鏡でも充分堪能できますよ。
 32cm以上の望遠鏡であれば、伴星にはもうひとつ 6.6等星が寄り添っているのがわかるでしょう。
 これは 1842年にシュトルフェが発見しました。
 この二つは、61.1年の周期で公転しています。
59番星222) 6.1−6.7等
 5〜7cmできれいに分かれて見える。

変光星

 6.0〜14.9等。 ミラ型。周期 409日。 
 6.7〜14.5等。 ミラ型。周期 397日。