かじき座   Dorado
   広さ 179.2平方度   南中日 1月31日

球状星団

NGC1835 05h05m04-69゚28' 10.0等
NGC1978 05h28m05-66゚16' 10.5等

惑星状星雲

NGC1714 04h52m00-67゚00' 10.0等
NGC1722 04h52m02-69゚28'
NGC1743 04h54m03-69゚17'

系外星雲

NGC1515 04h02m07-54゚14' 11.6等 Sb型。
NGC1533 04h08m08-56゚15' 11.8等 Sb型。
NGC1549 04h14m07-55゚42' 10.2等 E0型。
NGC1553 04h15m01-55゚54' 9.6等 SO3型。
NGC1566 04h18m09-55゚04' 9.6等 SBb型。
NGC1596 04h26m06-55゚08' 11.8等 E7型。
NGC1617 04h30m06-54゚42' 11.1等 SBa型。
NGC1672 04h44m09-59゚20' 10.7等 SBb型。
NGC1947 05h26m00-63゚49' 11.7等 SO1型。

散光星雲

NGC1763 04h57m06-66゚29'
NGC2070 05h39m01-69゚08'
 大マゼラン雲の中でひときわ輝く輝線星雲です。30番星を囲んで
HII 領域が広がり、蜘蛛が足を広げているようなその形から、タランチュラ星雲 Tarantula Nebula)と呼ばれています。
 当初は恒星と考えられていましたが、1751年にニコラ・ルイ・ド・ラカーユが星雲であることを突き止めました。
 この星雲内は、新しい星が大量に誕生しているスターバースト領域です。
 恒星以外の天体としては非常に大きな光度を持ち、もしこの星雲が地球からオリオン大星雲ほどの距離に来たならば、地上に影を生じるほどとなるでしょう。
 肉眼でも充分に見え、大きさは満月とほぼ同じです。

重星 

Rmk 7.1−7.5等。 
h3683 7.1−7.2等。
 年々離角が広がりつつあります。現在は 8cmでも分離するかもしれません。

変光星

 8.6〜10.1等。 β型?。周期不明。
 7.1〜8.1等。 半不規則型。周期 338日。
β星 4.5〜5.7等。 δ型。周期 9.842日。
 明るいケフェイド型変光星の代表格です。黄白色の超巨星で、地球からは 1000光年の距離にあります。

特異天体

超新星 SN 1987A
 1604年以降地球で観測された 超新星の中で、最も明るいもの です。
 1987年に大マゼラン雲のタランチュラ星雲の近くで突然明るくなり、最高で 2.8等級 に達しました。

 そのあと 10ヶ月間は肉眼で見え、世界中の科学者の注目を集めました。
 この超新星から放たれたニュートリノバーストを、岐阜県神岡鉱山の地下 1000mに建設された観測装置
カミオカンデ でとらえた研究成果が、小柴昌俊博士の ノーペル物理学賞 受賞へとつながりました。 

 爆発後の場所には、超新星残骸として三重リング構造を持つ星雲状の天体が観測されています。
大マゼラン雲
 実視等級 0.6等級 視直径 650
'×550′
 距離 16万光年 不規則型
 位置 赤経 5h23.6m 赤緯−69゜45

 我々の銀河系の周囲に散在する局部銀河群のメンバーのひとつ。直径は約 2万光年で、銀河系の伴銀河と考えられています。
 肉眼で見た感じはやや細長く、切り離された天の川のように見えます。実際は私たちの銀河系のおよそ 10分の1くらいの星が集まった不規則小銀河なのです。
 15世紀のポルトガルの船乗りによって西洋に紹介され、
フェルディナンド・マゼラン をたたえて命名されました。
 系外銀河の中でもっとも近距離にあるもので、小マゼラン雲とともに連銀河を構成しています。

 双眼鏡で覗くと数え切れないほどの星団や、明るく輝く星雲などが乱舞している様子が眼に焼きつきます。
 現在の星生成率は小マゼラン雲の約 8倍に達するといわれており、星雲内には活発なスターバースト領域である散光星雲の
タランチュラ星雲 (NGC 2070) を含んでいます。

 一方、古典的な球状星団なども存在し、私たちの銀河系と同様に 150億年の歴史を持っていると推定されています。
 将来的には私たちの銀河系から少しずつ離れていくことでしょう。