やっぱり七夕(夏の大三角形)


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夏の代表的な星座 (7月の10時頃、8月では9時頃)

 7月の10時頃、8月なら9時頃、頭の真上を見上げて下さい。明るい星三つが大きな二等辺三角形を作っています。これは、白鳥(はくちょう)座のデネブと、こと座のベガ、わし座のアルタイルで、いわゆる 「たなばた」 の星たちです。

 白鳥座は十字型をしたわかりやすい星座です。デネブは白鳥の尾の位置にあります。
 こと座はひし形と正三角形とがつながったような形をしています。青白いベガが「
織り姫星」です。天の北半球で最も明るい0.0等星で、太陽からの距離は25光年です。
 わし座のアルタイルが「
彦星」です。0.8等星で、太陽からは16光年です。アルタイルの左右には二等星が寄り添っていますので、夏の三ツ星とも呼ばれています。

 ちょうど 「おりひめ星」 と 「ひこ星」 の間を 「はくちょう」 が、ふたりの仲を取り持つように通り抜けようとしている位置関係にあるのがわかりますか。でも実際には白鳥座のデネブは1800光年も遠くの場所にあり、おそらく太陽の数百倍の大きさの超巨大恒星であると考えられています。

はくちょう座】 十字形に配列した美しい姿は、南十字星に対比して「北十字星」とも呼ばれている。大神ゼウスが娘レダに会うために、はくちょうに変身した姿とされた。

【こと座】 リラと呼ばれる携帯用のハープ(竪琴)をかたどっている。ベガは七夕で有名な「おりひめ星」で、夏の夜空では最も明るい。

【わし座】 たなばた星のひとつアルタイル(ひこ星)を中心にした三ツ星が目印で、大神ゼウスの化身またはワシを抱いた神の姿に見立てられた。

 周囲が明るい場所ではではなかなかわかりづらいのですが、「のぞみ公園」 のように、街灯(がいとう) のない小高い場所に登ると、「はくちょう」 の胴体に沿って、ぼんやりと雲のような白い帯が見えます。(上の星図で青く塗られた部分の空を、しっかり眺めてください。)これが 「銀河(ぎんが)」 です。「天の川」 とも 「ミルキーロード」 とも呼ばれています。

 「天の川」 は、双眼鏡で見ると、たくさんの小さな星の集まりであることがわかります。私たちは、自分の銀河系を中から見ているために、銀河面に沿った方向では星がたくさん密集(みっしゅう) して見えているのです。

( 資料 : 「夜空の美術館」 Sinforest )


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