おもしろ科学手品講座

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・・・・・・ ハンドパワーでビンを吊る
 

講座指導:諫早市多良見町 子ども科学てじな講師 田浦 和憲

 
== 手のひらで牛乳瓶を吊り上げます。大気圧の強さが実感できます。 ==


【 材料 】 
 空き瓶(びん) お湯 あなたの手

【 あそび方 】 
 大気圧実験の応用です。
 牛乳瓶(インスタントコーヒーやジャムのビンなど)に熱いお湯を少量入れ、良く振ってからお湯を捨(す)てます。
 ビンの口を手のひらで覆(おお)って密閉し、1分ほど待つと、手のひらがビンに吸(す)い付けられます。
 手を上方へ挙げると
ビンは宙(ちゅう)づり状態 になります。
・・
 ガラス瓶の代わりにペットボトルを使えば、手のひらで覆(おお)ったあと
15秒ほど水道水で冷(ひ)やすだけで、すぐに吸い付きます。
 ただしお湯を入れると熱いので、やけどをしないように、ボトルの上部を指で持ってください。

【 原理 】
  もちろんこれも、水蒸気(すいじょうき)が冷えたために、ビンの中の圧力が減ったからです。
   水は水蒸気となるときに体積が1700倍にも膨(ふくら)らみます。逆に言うとビンの中に充満(じゅうまん)していた水蒸気が冷やされて水に戻るときには、体積が 1700分の1に縮まる わけですから、ほとんど真空(しんくう)に近い状態となっていたのです。

 ビンを水に浸(つ)けると早く冷えますが、まあ、待つ間に「いまボクが手にパワーを送っているからね。」などと言って楽しめば良いでしょう。
 こどもだけで遊ぶ時には、お湯で
やけどをしない ように充分注意をして下さい。


【 発展 】
・・  同じ形の茶碗(ちゃわん)をふたつ用意し、お湯を入れたあと捨て、4つ折にして水に浸した新聞紙を間に挟(はさ)んで向かい合わせに重ねて下さい。
 1分ほど待ってひとつの茶碗を持ち上げると、新聞紙も下の茶碗も一緒に持ち上がります。
 
 もし失敗して茶碗が落ちても割れないように、下にはマットか厚手のタオルを、チャゎンと 準備していてね。

 

もっとくわしく知りたかったら 「子供に受ける科学手品77」 第98ページ 後藤道夫 著 講談社ブルーバックス \820

 

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