おもしろ科学手品講座

メニューへ戻る

・・・・・・ はずれん棒にチャレンジ ・・・
 

講座指導:諫早市多良見町 子ども科学てじな講師 田浦 和憲


【 材料 】 割り箸 紐(ひも) ナイフ

【 あそび方 】 
これは多人数で一緒にやると面白いですよ。
・・  割り箸の端にナイフで少し切れ込みをいれ、紐をしっかりとくくりつけます。切れ込みを入れるのは、少々力を加えても紐がずれないためです、

 その紐を輪にします。ただし 輪は割り箸より短く しておいて下さい。
 「紐を引っ張った状態で割り箸より短くなっているよね。」
 と全員を確認します。

 左手の親指と人差し指でピストルを構(かま)えるように広げ、輪を掛けたら割り箸を手前に倒します。

 
 「さあ
親指と人差し指をくっつけたまま、この割り箸をはずして ください。出来ますか。」
 普通にやっても取れるはずはありません。そのために輪のほうを短くしたのですから。
 しばらくガヤガヤと遊んでみてください。

 もしできたと言う人が出たら、みんなの前で発表させてください。
 うまく出来たら「すごい。」と褒(ほ)めてあげましょう。その日からその人はヒーローになるでしょうね。

 誰も発表してくれなかったら、あなたが得意そうに「しょうがねえなぁ。」とか言いながら、外し方を教えてあげるしかありませんね。うふふ。


【 原理 】
 これは難(むずか)しく言うと、トポロジー(空間位相学(くうかんいそうがく))という学問の分野です。
・・  でも原理は簡単です。

 もしこれが手ではなくて、先に輪の付いた針金にでも通すことを考えればすぐに気が付くアイデアなのですが……。

 外し方を教えたあとも、みんなでしばらく楽しんでください。



 「親指と人差し指を離すな。」とは言われましたが、「ほかの三本の指を、紐に通すな。」とは言われていません。
 でもこうやって指の輪を作らされると、人って案外に、割りばしを輪の先っぽへ突っ込んだ状態で必死に考えてしまうものです。

 正解っていうのは、諦(あきら)めかけて割りばしを手前に緩めている時に、思い付くのかも知れません。
 人生ホント「
押してもだめなら、引いてみよ。」なんですね。 

 

もっとくわしく知りたかったら 「科学手品18」 小田 肇 株式会社テンヨー
または 「先生はマジシャン」 第30ページ 野呂茂樹 工藤貴正 著 連合出版 \1500

写真は多良見公民館 おもしろ科学クラブ講座にて

  手品メニューの一覧へもどる
053/081