おもしろ科学手品講座

メニューへ戻る

・・ モアレお化けに会わせてあげる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    講座指導:諫早市多良見町 子ども科学てじな講師 田浦 和憲


【 材料 】  パソコン OHPシート
 
【 つくり方 】  
 まず、パソコンのお絵かきソフトで、こまかい平行線を書きます。
 画像(がぞう)のサイズはOHPシートの大きさに合わせておいてください。
 1ドットおきに白黒の縞々(しましま)になるように線をひいていきます。

 最初は拡大作業画面で何本かていねいに線をひき、ソフトのコピー&ペースト機能でどんどん増やせば、簡単に、多くの平行線が作れます。
 たとえばA4サイズのOHPシートであれば、縦幅内に
360 本ほどの縞が書けるはずです。

 これを ビットマップ(bmp)形式 か、TIFF形式 で保存しておきます。
 色の数を「白黒2値」または「モノクロ」に指定しておけば、小さいファイル容量で保存できます。
 (この部分は小泉伸夫さんのホームページから抜粋(ばっすい)しました。)

A4版の大きさの紙に、
360本の横線が描いてあります。

   この平行線の絵を、まず普通用紙に印刷します。同じ物をOHPシートにも印刷します。 これで完成!


【 あそび方 】  
 出来上がった2枚の印刷物を重ねます。
 
 平らなテーブルの上で、普通紙の上にOHPシート を載せてください。
 2枚の縞の方向をだいたい揃(そろ)えた状態で、上のOHPシートだけをほんのわずか回転してください。

 うわっ。おもしろい模様が見えるでしょう。
 これを 「
モアレ現象」と言います。

 縞がそろう位置から左右に 30° くらいまで角度を変えてみませんか。  

見る角度によって模様が変わる。


 また、派手(はで)にモアレ模様が見える状態にして、あなたはテーブルから離れ、様々な位置から眺(なが)めてください。
 見る位置と角度によって、モアレ模様がどんどん変化していくのがわかると思います。
   


【 虹シートについて】
 同じくパソコンで平行線画像を作りますが、こんどはパソコン上でのサイズを極端に大きくしておきます。
 OHPシートには
25 %以下に縮小して印刷できるくらいにしてください。
 私は
2000×2800 ドットの画像に1ドットおきの縞を丹念(たんねん)に引いて、A4版OHPに縮小印刷しました。
 そうすると目には見えない間隔の縞シートになります。これを小泉さんのサイトでは 「
虹シート」 と呼んでおられるようです。

 この「虹シート」を通していろいろな光源の光を眺(なが)めると、虹のように色付いた 「
回折縞」の模様を見ることができます。
 特に液晶テレビ画面の上に重ねて回転させてやるときれいです。
 これは、隣り合う縞から出た光が、波長(色)によって強め合う角度が異なるために起きる現象です。
 そのときの番組の背景色によって変わりますが、白い色のテレビ画面の場合には、7色全部の虹が見えます。

液晶テレビ画面での回折縞

 
   
 また、鏡や車のボンネットに反射した光を、この「虹シート」を回転させながら見てください。
 きれいな虹十字がキラキラ回転して、とてもきれいです。

 普通の太陽光はあらゆる振動面を持っていますが、何かに反射した光は、振動面がひとつの面だけに片寄っているため、回折像が出来やすいのです。

   このように振動面が片寄った光)を「偏光(へんこう)」と言います。

 

 

【 上の虹シートの型紙を手に入れるには 】

ここをクリックするとダウンロードできます。

 

参考:小泉伸夫 身近な自然観察から環境教育を考えるホームページ   http://www.asahi-net.or.jp/~ep3n-kizm/index.htm

 

  手品メニューの一覧へもどる
030/081