おもしろ科学手品講座

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ぼくもわたしも三枚目 ・・・

講座指導:諫早市多良見町 子ども科学てじな講師 田浦 和憲



【 じゅんび 】  お友達全員に、同じ大きさのカードを8枚ずつ渡します。
    8枚のうち一枚には、☆のマークを描いてくださいとお願いしておきます。

【 あそび方 】 
 これはできるだけたくさんの人数で遊ぶと盛り上がりますよ。

 「8枚のうち一枚に☆マークを描いたら、トランプを切る時のようによく混(ま)ぜて(シャッフル)ください。」
 お友達はそれぞれ、自分の好きなように順番を入れ替えました。
 「さあ、何枚目に☆があるかは、人によってバラバラです。ではこのあと、わたしがやる通りにあとに続いてください。」

 「カードはずっと表を向けたまま作業をします。表が見える状態で、左右ふたつの山に分けます。一枚ずつ右、左、右、左と交互(こうご)に置いていってください。」
 「表を向けているので、途中で☆のカードが出るのが見えるはずです。何番目に出るかは人それぞれですが、どちらの山に出たかは覚えておいてくださいよね。」
 「終わったら、☆のカードが入っていた方の山を左手のひらに取ってください。はい、表向きのままですよ。その上にもう一方の、☆がなかった方の4枚の山を乗せてください。」

 「またカードを左右ふたつの山に分けます。右、左と交互に置いていって、4枚ずつの山を作ってください。」
 「そしてさっきと同じように、☆が付いているカードが入っている山を左手にとって、その上に別の山を重ねて下さい。」

 「最後です。カードをまた左右の山に分けていってください。☆のカードが入っている山を先に取り、その上にもう一方の山を重ねます。」
 こうして全員の作業が終わります。でも☆マークの付いたカードは、最初はひとりひとり違う位置にあったはずですよね。
 「それではここで初めて全体を裏返しにしてテーブルに置いて下さい。」

 「みんなで一緒に、一枚ずつ確かめてみましょうか。もし☆マークが出た人は手を高く上げてください。」

 「まず一枚目をめくってください。白ですか☆マークですか。」
 全員が「私は白です。」と答えます。

 「では二枚目、白ですか☆マークですか。」
 全員が「私は白です。」と答えます。
 「三枚目をめくってください。白ですか、☆マークですか。」
 すると「私は☆カードだ。」「ぼくも☆だよ。」「え、私も☆マークよ。」と、なんと
全員が同じように三枚目が☆マークのカードだと手を上げたのです。


【 原理 】
 
・・  うふふ、おもしろいでしょう。なぜこんな事になるのでしょうか。
 やり方はわかったので、もう一度それぞれシャッフルして、全員で再度挑戦してみてください。
 勝手な位置に☆マークを重ねたのに、
最後は必ず三枚目 に出現します。

 ふたつの山に分ける操作を三回繰り返しただけですよね。理由はぜひ自分の力で考えてください。
 もしも最初に一番下に☆カードがあったら。真ん中あたりにあった場合、一番上にあった場合など、さまざまなケースを想定して、図に描いていくと、謎(なぞ)がだんだん解けてきます。

 

【 注意! 下のボタンは、気軽に押さないこと。 !! 】
必ず自分で図を書いて、何度も考えた結果、それでも3枚目になる理由が分からなかった場合のみ、このボタンを押してください。

 

もっとくわしく知りたかったら 「先生はマジシャン」 第167ページ 野呂茂樹 工藤貴正 著 連合出版 1500円

 

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